短期間で育つ仕事の教え方|やり方だけではなく考え方も教える

『やり方だけではなく考え方も教える』ことで、教えられた方は大きく人生が広がります。
簡単にいうと倍の人生を生きるくらい広がるでしょう。
教える側の役割は重大です。
仕事を教えることは生き方を教えることと同じだからです。
今日は『短期間で育つ仕事の教え方|やり方だけではなく考え方も教える』と題して、仕事のやり方を通して考え方を教えることについて考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
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そして、
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くろちゃんです。
2021年版『ともいき格言カレンダー』が出来ました。
短期間で育つ仕事の教え方
春になると新人さんをたくさん迎える時期になります。
必然的に仕事を教える機会が増えていきます。
短期間で戦力になってくれると自分も職場も速く楽になります。
『短期間で育つ仕事の教え方』ですが、教える側のスキルやテクニック、考え方が正しいということを前提にして解説します。
やり方だけではなく考え方を教える
下手な教え方、やり方だけを教える教え方というのは、手順だけを教える教え方です。
速く出来るようになって欲しくて手順だけを説明してしまいます。
教える側も、その方が簡単そうな気がします。
しかし、簡単そうで近道そうで、実は逆です。
なぜかというと、Aという作業を教えるとします。
Aの手順を教えるとAは出来るようになります。
同じようなカテゴリーの作業、BやCがあっても出来るようになったのはAだけです。
教えられた新人さんも自分はAしか教わっていないと思うでしょう。
そうするとBとCについては、改めて教えないといけません。
もちろん手順を教えること自体は間違っていません。
その時に手順だけではなくて、その手順の考え方も一緒に教えます。
BとCの作業を教えるときは『Aと考え方は同じだから』ですみます。
やり方だけではなく考え方を教えるのです。
教えられる側は、『考え方なんていきなり言われてもわからない』と最初は思ってしまうかもしれませんが、だんだんとやり方と考え方がセットになっていることに慣れてきます。
最初から理解出来ることは期待せずに、やり方と考え方をセットで根気よく教えることが大事です。
考え方を教えることは後になればなるほど効果が大きくなってきます。
手順だけを覚えた人はただの作業員ですが、考え方もセットで覚えた人は自分の分身になってくれるからです。
たとえば、自分がいないときに問題が発生したりわからないことが起こったときに、自分と同じ判断をしてくれるようになります。
急に自分が休まないといけなくなっても代わりになってくれるのはこういう教え方をした人材です。
相手の理解度を感じる
やり方や手順だけを教えると確かに速く出来るようにはなりますが、先ほども書いたようにその作業しか出来るようになりません。
同時に考え方を教えるとなるとグッと難易度が上がります。
この作業の手順はわかったけど考え方までは理解出来ていないという状況が発生します。
この理解度を測るのが教える側の実力が出るところです。
相手が理解出来ているかどうかを感じる力です。
手順だけを教えていては、理解度を感じる力は養われません。
手順が出来るようになると相手は出来るようになったと思います。
『わかりましたか?』と質問されると『ハイ!』と力強く返事をしてくれるでしょう。
肝心なのは、考え方を説明したときの相手の反応です。
その時は目を観察してください。
目に??が浮かんでいませんか?
目に?が浮かんでいる様子がわからないなら、自分がそういう時にどんな目をしているかを想像してください。
もし相手がその目になっていたら、それは理解度が低いということです。
決して返事だけを信用してはいけません。
理解出来ていないからといって相手も自分も責める必要もありません。
考え方はひとつの手順について教えるよりも複数の手順についての方が教えやすいですから、次の機会こそが大チャンスです。
Aについて手順と考え方を教えました。手順は理解できたけど考え方までは理解出来なかったとします。
次に同じカテゴリーの作業Bを教えるときに、『ほらAと考え方は同じでしょう』と教えるといっきにAとBの共通点を理解して”考え方”が結びつきます。
考え方というのは、ひとつだけのときは、抽象的で具体性がありませんが、比べるものが出来たときにいっきに具体性の花が咲きます。
だから後になればなるほど、経験を積めば積むほど効果があがってくるのです。
まだひとつの作業しか教えていないときに大きな効果を期待する必要はないのです。
自分と同じ考え方が出来るまで教える
『自分と同じ考え方が出来るまで教える』
すべての作業のゴールはこれです。
手順が出来るようになることではありません。
仕事というのはトラブルが起こっていないとき、スムーズに進行しているときは、手順通りに行えばいいので問題はありません。
本当の仕事はトラブルやイレギュラーが起こったときです。
そのときにどう対処するか?
この考え方を何も起こっていない平時のときに教えておかないといけないのです。
自分と同じ考え方が出来る人を育てる。
作業員ではなく自分の分身を育てる。
これが仕事を教える目的です。
追伸
同じ期間仕事を教えても、手順だけを教えたのと考え方もセットで教えたのでは成長度合いがまったく違います。
手順だけ教えられた人は残念なくらいにトラブルには対処できません。
何か問題が発生しても上の指示がないと動けない人材になってしまいます。
一方、考え方もセットで教えられた人は考え方という拠り所が常にあります。
『あの人(教えてくれた上司)なら、こう考えるよね』という拠り所です。
トラブルがあったときはその拠り所に沿って対処します。
手順だけ教えられた人はひとりぼっちですが、考え方がセットの人はいつもその人が側にいるのと同じです。
そうやって教えられた人は、自分もまたそうやって教える人になります。
考え方というのは仕事を超えて生き方に影響していきます。
考え方が変わると人生が変わるのです。
よく『あの上司のおかげで今の自分がある』なんていいますが、教える方は仕事のやり方だけではなく生き方を教えているという自覚が必要です。
ですから教える人の役割は大きいのです。
短期間で育つ仕事の教え方|やり方だけではなく考え方も教えるのまとめ
今日は『短期間で育つ仕事の教え方|やり方だけではなく考え方も教える』と題して、仕事のやり方を通して考え方を教えることについて考えました。
やり方だけではなく考え方を教える
教えられる側は、『考え方なんていきなり言われてもわからない』と最初は思ってしまうかもしれませんが、だんだんとやり方と考え方がセットになっていることに慣れてきます。
最初から理解出来ることは期待せずに、やり方と考え方をセットで根気よく教えることが大事です。
相手の理解度を感じる
目に??が浮かんでいませんか?
目に?が浮かんでいる様子がわからないなら、自分がそういう時にどんな目をしているかを想像してください。
もし相手がその目になっていたら、それは理解度が低いということです。
自分と同じ考え方が出来るまで教える
自分と同じ考え方が出来る人を育てる。
作業員ではなく自分の分身を育てる。
これが仕事を教える目的です。
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