原因と結果は１セット｜今ここで結果は出ている

2021年1月15日

『原因と結果』『縁起』『因果応報』など。

原因があって結果があるというこの当たり前の現象について違う視点を提示したいのです。

『今を生きる』ことと『原因があって結果がある』ことは同じなのに違うし、どちらも正解でどちらも不正解で、『本当はひとつ』だからです。

今日は『原因と結果は１セット｜今ここで結果は出ている』と題して、今を生きる大切さについて考えます。

 

世界一、幸せなみなさんへ

今日も読んでいただき
感謝しています。

そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。

くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。

くろちゃんは、
世界一幸運です。

毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。

2021年版『ともいき格言カレンダー』が出来ました。

原因と結果は１セット

何かに取り組んだときに結果を求めます。効果を期待します。

数日、数週間、数ヶ月やってみて効果がないと、「やってみたけれど効果がない』と考えます。

多くの人は原因があって結果があると考えているのに、やってみたけれど『効果がない』『結果が出ない』といいます。

そんなわけありません。

原因があれば結果があります。

何かをすれば何かの結果。変化といった方がいいかもしれませんね。変化が起こります。

よくよく考えてみてください。

結果が数日、数週間、数カ月後に出ると思っているほうがおかしいのです。

原因と結果は１セットです。

水道の蛇口をひねって水を1㎥使えばメーターが1㎥あがります。

数ヶ月前に使った1㎥が今日メーターに反映されるわけがありません。

今、原因が起これば、その結果は今表れます。

だから、今を一生懸命に生きないといけないのです。

今ここで結果は出ている

最も大事なのは今どんな気分か？です。

将来のために今を生きてはいけないのです。

たとえば『神社に毎朝参拝をすると気持ちが整い、気持ちの良い一日を過ごせる』と聞いて参拝をはじめることにしました。

数日やってみたけれどあまり変化がないと感じたとします。

数日後に結果を求めていることがそもそもズレています。

参拝している”今どうか？”なのです。

取り組んだ瞬間の変化が結果です。

それが良いことでも悪いことでも結果です。

その結果がまた原因となり次の結果が起こります。

その積み重ねが数日、数週間、数カ月後に大きな変化になっているかもしれないし、行ったり来たりして以前とあまり変わらない状態かもしれない。

今心地よく快適であれば、それは良い結果が出ています。しかしそれが明日も同じかどうかはわかりません。

結果は様々な要素の集合体ですから自分が同じことをしたから同じ結果が出るわけではありません。

しかしコントロール出来るのは自分が出来ることだけですから、最低でも自分の出来ることを誠実に実行しなければ、それに近い結果は得られません。

自分が心地よいと感じるためにアジャスト（微調整）しながら『今』を誠実に生きないといけないのです。

常に今が勝負なのです。

原因と結果を分けて考えない

明日のために今を生きるのではなく、今のために今を生きることです。

原因と結果を分けて考えると今に対して誠実さが小さくなります。今を大切にしなくなります。

今取り組んだ瞬間の結果に対して目をむけなくなってしまいます。

結果は数日後に出ると考えていると、数日間に分けてがんばろうと力を配分してしまいます。

今この瞬間に全力を出しませんから、それに伴った結果しか出ません。

無意識に力を加減した瞬間々を積み重ねてしまうのです。

それを計画的だと考えても、もちろんいいのですが、日常的な些細なことならいざしらず、人生のいち大事に取り組んでいるとき、人生のゴールがわかっていないのに何をもって計画をしているのか？ということになります。

人間はいつ死ぬかわかりません。明日かもしれません。

もし明日死ぬとしたら今日をどれだけ精一杯生きるでしょうか？

人間が潜在能力の数％しか使っていないと言われるのは、今を生きていないということなのです。

今を生きるようになると洞察力があがります。これまで見えなかったものが見えるようになります。

追伸

随分と大上段に今を生きることを語りましたが、くろちゃん自身すべてのことについてそれが出来ているわけではありません。

しかし、そう思って生きているのと何も思わずになんとなく生きているのでは『今ここ』に対する重みや深さが違うと思っています。

それは他人と比べてということではなく、あくまでも『思わずに生きていた自分』と『思って生きている自分』とを比べたときです。

そして思いながら生きている今の方が圧倒的な幸福感です。

何が起こっても、それが他人との争いごとであったとしても悔いなく今を生きているから、楽しくて幸せに満ちています。

いつそのときが来ても後悔がないように、今日出来ることを明日に先延ばしにはしないようにしています。

言いたいことは今言う。自分が悪いと思ったら今謝る。

そうやっていつでも白紙で次の瞬間を迎えたいと常に思って生きています。