執着することは良いことか？悪いことか？｜今を楽しむことに執着する

2021年10月5日

執着とは良いことか？悪いことか？

良いことでも悪いことでもなくシステムです。

システムを見抜き理解することで上手に生きていくことが賢い人です。

今日は『執着することは良いことか？悪いことか？｜今を楽しむことに執着する』と題して、執着について考えます。

 

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執着することは良いことか？悪いことか？｜今を楽しむことに執着する

執着とは何か？

『モノに執着するんじゃない』と戒められるように、執着といえば悪いことのように思われることが多いですが、たとえば一日一善をするとか、真理を知りたいとか、憧れの仕事がしたいというのも執着です。

大きい小さい、強い弱いはありますが、実はすべての行動の源には執着があります。

その中でもとりわけ大きいもの、強い思いのことを執着と言っているだけで、実は人間は執着がなければ何も行動を起こさないといえます。

つまり執着に良いも悪いもないのです。

人間に執着はつきものです。

では、なぜ執着を持つことを戒められるのかというと、執着が苦しみを生むからです。

女性であれば美しさに執着するということがあります。

しかし、人間は誰でも歳を取ります。

今の美しさは永遠には続きません。

永遠に続かないものに執着するとそれはやがて苦しみになります。

だからといって、美しさなんかどうでもいいと思ってしまうと、今が楽しくありません。

人間はいつか死ぬのだから生きていても仕方がないと思うと投げやりな人生になってしまいます。

この世界は諸行無常ですから、永遠に続くものは何ひとつありません。

だから今が美しいのです。

執着があることは良いことでも悪いことでもありません。

システムです。

そのシステムを見抜くことです。

見抜いて今を楽しく生きることが大事なのです。

今が一番美しい

https://youtu.be/-OHRY9HTfkc

歳を取り美しさが衰えていくことを受け入れて、若いときを楽しみなさい？

そうではありません。

いつでも今が一番美しいということです。

所ジョージさんのお話をお借りすると、『若いときはよかった』というけれど、若いときはあったから。

よく30代の人が20代のときはよかったといい。40代の人が30代のときはよかったといいます。

20代のときも30代のときもあったから。

そのときには今よりも若いときをよかったといって、今はダメみたいに言うけれど、きっとまた十年後に今をよかったと言っているはずです。

だったら今が一番いいんです。

40代には40代の美しさがあるし、50代には50代の美しさがあります。

死ぬこの瞬間にしかない美しさがあります。

もし良い執着があるとすれば、それは今に執着するということです。

必ず衰えていくことに苦しむのは、過去と今を比べてしまうからです。

今を楽しむことに執着することが出来たら、過去と今を比べなくなりますから苦しみがなくなるのです。

執着を理解して賢い人になりましょう

執着してしまうと、執着したものが良くて、それ以外はダメという思い込みを作ってしまいます。

美しさの話しでいえば、美しいことが良いことだと執着してしまうと、それ以外は悪いことだとか、劣っていることだと思ってしまいます。

そうすると美しくない人を見下してしまい、いずれ自分が衰えていくことが許せなくなります。

それが苦しみです。

頭が良いことに執着をすると、頭の悪い人を見下してしまいます。

頭が良いことは衰えないかもしれませんが、自分より頭が良い人はいくらでもいます。

自分よりも頭が良い人が現れたときには自分が劣等感を感じて苦しみます。

執着することは悪いことではありませんが、それがすべてだと思ってしまうことは愚かなことだと言えます。

それを見抜いて、執着しながらもそれがすべてではないことを理解している人が賢い人だといえます。

執着することは良いことか？悪いことか？｜今を楽しむことに執着するのまとめ

今日は『執着することは良いことか？悪いことか？｜今を楽しむことに執着する』と題して、執着について考えました。

今日も読んでいただきありがとうございます。

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