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上に立つ者の心構え|西郷南洲遺訓|自分以上の後継者を育てる

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『西郷南洲遺訓』は、幕末のスーパーヒーロー西郷隆盛(以下西郷さん)の言葉を後世に残すために記された名著です。

薩摩藩の一介の家臣だった西郷さんは、多くの仲間に慕われ、藩主を差し置き、ついには明治維新の立役者となりますが、それはどんな生き方がそうさせたのか?

明治維新では敵だった庄内藩の人たちが師と仰ぎ、西郷さんの言葉を遺訓として残した『西郷南洲遺訓』の最初のくだりが『上に立つ者の心構え』です。

今日は『上に立つ者の心構え|西郷南洲遺訓|自分以上の後継者を育てる』と題して、上に立つ者の心構えについて考えます。

 

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上に立つ者の心構え

本当に賢明で適任だと認める人がいたら、すぐにでも自分の職を譲る覚悟でなくてはならない。過去にどんなに国に功績があっても、その職務に適任でない人を重要な官職(ポスト)に就けておくというのは、最もやってはいけないことだ。
重要な官職は、その人の資質、能力をよく選んで授けるべきで、功績があった人には給料やご褒美を与えて報い、感謝するのが良いと思う。

西郷南洲遺訓より

現代は重要なポストにいる者が良い給料をもらいます。

ですから重要なポストを人に譲ることを嫌い、自分より優秀な人がいれば出る杭を打つがごとく潰してしまいます。

これまで優秀で適任だった人でも、その人以上に優秀な人、適任な人が現れた場合、適任でない人になります。

そういう人が現れたときは喜んでポストを譲るべきだと西郷さんは言っています。

そうすることでどんどんチームは強くなります。

しかし現代は重要なポスト、官職を退くと閑職になってしまい給料も下がってしまいます。

これではすでに適任でなくなった人がいつまで重要なポストに居続け、チームは弱体してしまいます。

上に立つ者は、本当に適任で自分以上に優秀な人を探して職を譲ることが出来る人物でないといけないのです。

そこまで出来て本当に優秀な人だといえるのではないでしょうか。

自分より優秀な人にポストを譲ることは、チームに対する多大な功績です。

それが出来た人には十分な給料で功績に報いるといいですね。

自分以上の後継者を育てる

西郷南洲遺訓の『上に立つ者の心構え』にあるように資質、能力がある者にはポストを、過去に功績のあった者には給料を多く与えるということになれば優秀な後継者を育てることも功績になります。

優秀な後継者を育てればチームのためにもなりますし、自分の誉でもありますから若い人を育てようとする気持ち、心構えが変わってきます。

本当に優秀な人は自分以上に優秀な人を育てる人なのです。

官職には『人材』を選んで就ける、を実践した西郷さんの逸話があります。

西郷さんが政府の重職を務めていた時のこと、つてを頼ってある男が面会を求めてきました。官職を紹介してほしいというので、西郷さんが「あなたは自分の給料にいくらほど望んでおられますか」と質問をしました。すると、男は「金30枚ほど」と答えたそうです。西郷さんはおもむろに懐から同額のお金を出し、黙ってそれを渡しました。男は恥じ入って、西郷邸を立ち去ったというのです。

致知出版社-西郷南洲遺訓-より

何もしていない男に望むお金を渡すなんて、西郷さんはなんと優しい人!

そうでしょうか?

とても厳しい人だと思います。

それほど官職を担う『人材』は大事なんだと西郷さんが考えていたことがわかります。

追伸

『民の声は天の声』というセリフが大河ドラマ『翔ぶが如く』で出てきます。

西郷さんはとても他人の声、とくに弱い者の声を聞いた人だと思います。

自分のことは横に置いて民のためにどうあるべきかを考え続けた人なのだと思うのです。

決して本意でなかった西南戦争を率いたのも若者の声を聞いたからでしょう。

だからといって自分を犠牲にしたわけではないと思います。

『民の声は天の声』、そして自分は天の一部ですからその声に従ったのです。

『敬天愛人』という西郷さんのあまりにも有名な言葉は、天を敬い人を愛するということですが、もう少し深く読み取るなら、『天は我も人も分け隔てなく愛するのだから、自分を愛するように人を愛する』ということなのです。

民の声を聞くことは自分の声でもあるし、他人を愛することは自分を愛することだったのです。

西郷さんは、死ぬまでそれを実践した人だったから多くの人に慕われた幕末のスーパーヒーローなのです。

上に立つ者の心構え|西郷南洲遺訓|自分以上の後継者を育てるのまとめ

今日は『上に立つ者の心構え|西郷南洲遺訓|自分以上の後継者を育てる』と題して、上に立つ者の心構えについて考えました

上に立つ者の心構え 
上に立つ者は、本当に適任で自分以上に優秀な人を探して職を譲ることが出来る人物。

自分以上の後継者を育てる 
優秀な後継者を育てればチームのためにもなりますし、自分の誉でもあります。

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