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ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチ、世界一貧しい大統領の言葉がコロナ禍で現実に!!

2020年5月24日

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本当の豊かさとは?
本当の幸せとは?

コロナの今、
2012年国連主催の環境会議(持続可能開発会議)での感動のスピーチを思い出します。

ホセ・ムヒカ元大統領が言った『人類は今消費社会をコントロールできていない』。

コロナ禍で消費社会という構造が崩れたとき
ホセ・ムヒカ元大統領が言っていた不況というお化けが我々の前に姿を現しました。

当時のスピーチを振り返り豊かさについて考えます。



世界一、幸せなみなさんへ

今日も読んでいただき
感謝しています。

そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。

くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。

くろちゃんは、
世界一幸運です。

毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。

世界一貧しい大統領ホセ・ムヒカ

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダーノは、ウルグアイの政治家。 2009年11月の大統領選挙に当選し、2010年3月1日より2015年2月末までウルグアイの第40代大統領を務めた。バスク系ウルグアイ人。 愛称はエル・ペペ。報酬の大部分を財団に寄付し、月1000ドル強で生活している。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%92%E3%82%AB

ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチ全文

2012年国連主催の環境会議(持続可能開発会議)でのスピーチ全文

この場に出席されている世界各国の代表の皆さん。ありがとうございます。

お招きいただいたブラジル国民、そして大統領閣下に感謝します。
これまでに発言された全ての方々が表明された誠意にも大いに感謝いたします。

いち国家指導者として、貧しい人々のための取り決めづくりに仲間として共に参加することを表明いたします。

しかし私たちにもいくつか声高らかに質問をすることをお許し願いたい。
今日の午後ずっと、私たちは「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきました。

けれど、私たちの本音は何でしょう?
今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか?

質問させてください。

もしドイツ人がひと家族ごとに持っているほどの車を、インド人もまた持つとしたら、この地球はどうなってしまうのでしょう?

私たちが呼吸できる酸素は残されるのでしょうか。

もっとはっきり言いましょう。

例えば、最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで、70億、80億の人に消費と浪費が許されるとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか?

それは可能なのでしょうか?
それとも別の議論が必要ですか?

今のこの文明をつくったのは私たちです。
私たちは市場と競争社会から文明という落とし子を生み出し、物質面での驚異的な進歩をもたらしました。

そして市場経済は市場社会をつくりだし、それを世界規模に拡大してしまいました。
いわゆるグローバリズムです。

そのグローバリズムを、私たちはコントロールできていますか?
逆にコントロールされてはいないでしょうか?

こんな残酷な競争で成り立つ社会で、「みんなで世界を良くしていこう」なんて議論が、本当にできるのでしょうか?

私たちは本当に仲間なのですか?

私は今回の会議を否定するために言っているのではありません。
違います。逆です。

我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。

人類は今消費社会をコントロールできていない。
逆に人類のほうがその強力な力に支配されているのです。

我々は、発展するためにこの地球上にやってきたのではありません。
幸せになるためにやってきたのです。

人生は短く、あっという間です。
しかし、その人生こそが何より価値あるものなのです。

余計なものを買うために、もっともっとと働いて人生をすり減らしているのは、消費が「社会のモーター」となっているからです。

なぜなら消費が止まれば経済がマヒしてしまい、経済がマヒすれば不況というお化けが我々の前に姿を現します。

しかし今この行き過ぎた消費主義こそが地球を傷つけ、さらなる消費を促しています。

商品の寿命を縮め、できるだけ多く売ろうとする。

今の社会は1000時間もつような電球はつくってはいけないのです。
本当は10万時間、20万時間ももつ電球はあるのに、そんなものはつくらない。

なぜなら我々は、もっと働き、もっと売るために、「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。

これは政治問題です。

我々は今までと違う文化のために闘い始めなければならない。

石器時代に戻ろうとは言っていません。
このままずるずると消費主義に支配されるわけにはいかない。
私たちが消費主義をコントロールしなければならないと言っているのです。

ですから私は、これが政治問題だと言いました。
とても謙虚な思いからです。

かつての賢人たち。エピクロスやセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。
「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」と。

大切なのは”考え方”です。
だからこそ、みなさんと共にこの会議に参加し、国家指導者として皆さんと共に努力したいのです。

私の発言はみなさんを怒らせるかもしれない。
しかし気づかなくてはいけません。

“水問題”や”環境の危機”がことの本質ではないということです。

見直すべきは我々が築いてきた文明の在り方であり、我々の生き方です。

なぜそう思うのか?

私は環境に恵まれた小さな国の代表です。
人口は300万人ほど、いや、もうちょっと320万人ほどしかいません。

けれど世界で最もおいしい牛が1300万頭、また素晴らしい羊が800万〜1000万頭。
食べ物、乳製品、そして肉の輸出国です。
国土の90%が有効に使えるほど豊かな国なのです。

だからかつて私の仲間たちは8時間労働のために闘い、ついには6時間労働を勝ち取った人もいます。
しかし、そうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。

なぜか?たくさんの支払いがあるからです。
バイクやマイカーのローンを次から次へと支払っているうちに、私のようなリウマチ持ちの老人になって人生が終わってしまう。

そして自分に問いかけるのです。これが私の一生だったのかと。

私が言っているのは基本的なことです。

発展は幸せの邪魔をしてはならない。
発展は「人類の幸せ」「愛」「子育て」「友達を持つこと」
そして「必要最低限のもので満足する」ためにあるべきものなんです。

なぜなら、それらこそが一番大事な宝物なのだから。
環境のために闘うのなら一番大切なのは、人類の幸せであることを忘れてはなりません。

ありがとう。

引用:https://manabishare.com/president-mujica-speech-in-rio/
https://youtu.be/F7vh7eQUtlw

持続可能な発展を話し合う会議で
発展について問い直す機会を与えてくれたホセ・ムヒカ元大統領の感動のスピーチです。

発展=幸せ、発展=豊かさなのか?

はっ!と思わされたのは「消費が社会のモーターになっている」という点です。
うすうすわかっていることだったと思いますが見て見ぬ振りをしてきたことです。

今の社会が当たり前な世代にはもう何を言っているのかもわからないかもしれません。

コロナ禍の今、ホセ・ムヒカ元大統領の話が現実化

自分たちで止められなかった消費社会をしくもコロナウイルスが止めました。

確かに私たちの社会は消費がコントロールしていて、
経済活動という名の消費活動が止まると不況というお化けが姿を現しました。

人類は岐路に立っています。

コロナから何を学ぶのか?

何も学ぶずコロナが終息したら元の消費社会に戻るのか?

ホセ・ムヒカ元大統領が言った政治問題とは?

発展という名の元に
消費を増やし、消費する人を減らさないために人口を増やし(減らさない)て来ました。

三人以上子どもをつくらないと国に貢献したことにならないと
20代の頃、50代の先輩に言われたことがあります。

国家として戦後そういう政策だったんだなと思います。

今の日本は人口は減っていますが子どもが減って高齢者が増えているので
消費世代は減っていないのではないでしょうか?

ホセ・ムヒカ元大統領が政治問題だと言った意味がここだと思います。

人類が幸せになることを考えるのが政治なのに
幸せよりも社会や経済が回るように、消費を促し、税金を払う世代を増やす。

幸せとか豊かということを間違ってしまっている。

お金があることを「幸せ、豊か」にしてしまったので
測るものさしを間違ってしまったのです。

コロナが終息してものさしを変えることが出来るのでしょうか?

政治のせいにしてはいけませんね。

ひとりひとりが自分のものさしを変えないと世の中は変わりません。

ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチ、世界一貧しい大統領の言葉がコロナ禍で現実に!!のまとめ

今日はホセ・ムヒカ元大統領のスピーチ、世界一貧しい大統領の言葉がコロナ禍で現実に!!』と題して、
ホセ・ムヒカ元大統領のスピーチを振り返り今のコロナ禍について考えました。

コロナだけではなく人生は『今』から学ばなければいけません。

起こったことを嘆くよりもそこから学んでこれからどうするか。

今このコロナ禍で再びホセ・ムヒカ元大統領の存在が注目を浴びています。

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」予告編

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を受け、全国的に多くの劇場が休館となりました。本作の公式ツイッターに寄せられた「ムヒかのような人にこそ政治を任せるべき」「日本の政治家も見習え」の声に背中を押され「今こそ観てほしい」と期間限定デジタル配信を決定いたしました。

配信期間:2020年5月8日(金)~9月1日(火)
価格:1500円(税込)
配信サービス一覧: TSUTAYA TV / Rakuten TV / ひかり TV / GYAO! ストア / DMM 動画 / ビデオマーケット/ COCORO VIDEO / music.jp

引用:https://pepe-movie.com/



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