人と比べるのはやめられない｜比べたままで今に満足する

2020年10月13日

『人と比べない生き方』が出来ればいいのですが、人間は人と比べることをやめることは出来ません。

比較することでしか物事を認識出来ないからです。

人と比較しない、相対的な幸福ではなく、絶対的な幸福をと勧められても、それはそもそも無理だということです。

ではどうするか？

比べることはやめられないけど、比べたままで満足することが出来ればいいのです。

今日は『人と比べるのはやめられない｜比べたままで今に満足する』と題して、比べたままで今に満足するということについて考えます。

世界一、幸せなみなさんへ

今日も読んでいただき
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奇跡を感じている
くろちゃんです。

1. 人と比べるのはやめられない
2. 比べたままで今に満足する
3. 人と比べるのはやめられない｜比べたままで今に満足するのまとめ

人と比べるのはやめられない

『人と比べない考え方』というものはあると思いますが、いくら考え方を理解してもやはり比べてしまうのが人間です。

『人と比べない』という考え方が、そもそも比べているからです。

『比べていないとき』と『比べなくなったとき』とを比べています。

人間は比べることからは逃れられないのです。

幸福というものを研究すればするほど、比べることからは逃れられないと感じます。

うさぎの実験というのがあります。

”Aの部屋に、餌が少ししかない部屋と餌がたくさん入っている部屋を作ります。
間には仕切りがあります。”

”Bの部屋にも、餌が少ししかない部屋と餌がたくさん入っている部屋を作ります。
こちらも間には仕切りがあります。”

AもBも同じ条件の部屋ですが、何が違うかというと間の仕切りがAは全く反対の部屋が見えないのですが、Bはガラスなので反対の部屋が見えるのです。

この4つの部屋にそれぞれうさぎを一匹づつ入れます。

Aの部屋の餌が少ししかない部屋のうさぎと比べて、Bの部屋の餌が少ししかないうさぎの方がストレスが大きいという実験結果があるそうです。

餌が少ししかないということは同じですが、比べることが出来るのと出来ないのでうさぎのストレスが変わるのです。

いつでも他人と比べることが出来る状況で生きている我々人間は人と比べることから逃れることは出来ないのです。

比べたままで今に満足する

比べることはやめられない。

それが人間です。

さきほどのうさぎの実験のAの少ししか餌がない部屋のうさぎは、自分が餌が少ないうさぎだとは知らないのです。

だからストレスが少ないのです。

自分だけが劣っていると知ることが不幸の原因ですから、それが普通であったり、みんな同じ条件なら不幸にはなりません。

高級な外車に乗りたいと思う人はたくさんいると思いますが、高級外車が買えないことで自分は他と比べて不幸だとか劣っていると思う人はそれほどいないと思います。

なぜなら高級な外車は他の人もそうそうは買えないと思っているからです。

自分はみんなと同じだと思えるのです。

しかし、軽自動車が買えないとしたら、それはすごい劣等感や不幸を感じると思います。

自分だけが・・。この思いがストレスであり、不幸なのです。

人間は比べるのをやめることは出来ません。

ですが、こいうこともあります。

たとえば最新のiPhoneが欲しいと思ったとします。

しかし、自分の周りの人が全員持っていたら、もし世界中の人が全員最新のiPhoneを持っていたら、もうそんなに欲しくなくなると思います。

そのときは違う機種の最新のスマホが欲しくなります。

どういうことかというと。
要するに”自分は特別”がいいんです。

少数派が特別に感じるときもありますし、少数派だから劣っていると感じるときもあります。

比べることから絶対に逃れられないのなら、今置かれた状況を自分がどう解釈するかで自分の幸福度をコントロールすることが出来るのです。

比べたままで今に満足するというのは、どう解釈したら自分は”特別”になるかです。

たとえば、こういうブログは世界中の人が見られるわけです。

でも、全員が見られるとは限りません。

たまたま検索でヒットしたり、他のリンクからたどり着かなければ、読む機会は与えれれません。

世界中の人と同じだと思うことも出来ますが、自分は見ることが出来た特別な人だと思うことも出来ます。

解釈力を鍛えることで『比べたまま今に満足する』ことが出来るのです。