【老子】理想のリーダー論|何もしない上司と優秀な部下

老子のリーダー論がとても心に響きました。
最良のリーダーのあり方は、ともいき的な生き方に通じていますし、実践課題として最高だと思います。
今日は『【老子】理想のリーダー論|何もしない上司と優秀な部下』と題して、理想のリーダー論について考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。
くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。
くろちゃんは、
世界一幸運です。
毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。
理想のリーダー論|何もしない上司と優秀な部下
理想のリーダーとは?
理想のリーダーとは、国のリーダーであれば、国民の幸せを最大限に引き出すことが出来るリーダーです。
家族のリーダーなら、家族の幸せを最大に出来ること。
良きリーダーとは、リーダー自身に功績があるとか、リーダー自身が立派なことではありません。
国として、家族として幸せを最大化できるリーダーが理想のリーダーであり、最高のリーダーです。
では、どんなリーダーであれば理想のリーダーになれるかというと、自分は何もしないリーダーになることです。
老子では最良のリーダーとして『存在しか意識されていないリーダー』と表現されています。
『いることは皆知っている』くらいにしか意識をされていないリーダーです。
表現を変えると、部下が大いに活躍出来るリーダーシップといえるのではないでしょうか。
リーダーがいちいち目を光らせていて、部下が戦々恐々としている。
リーダーとして当然の振る舞いをしているようで、部下は輝いていない。幸せではないとしたら、それは理想のリーダーとはいえないのです。
最良のリーダーとは?
老子は最良のリーダーから最悪のリーダーまで以下のように格付けしています。
- 部下から存在することしか意識されていない人
- 部下から敬愛される人
- 部下から恐れられる人
- 部下からバカにされる人
バカにされたり恐れられてはいけないというのはわかりますが、敬愛されても最良ではないというのです。
なぜでしょうか?
リーダーが注目されるようでは最良のリーダーとはいえないからだと思います。
リーダーが立派すぎるとその下で働く部下は輝けません。
国民が、部下が、家族がそれぞれの持ち味をいかして輝くことが出来る環境を作ることが最良のリーダーです。
自分の功績や名声のため、自分が輝くだけでは幸せが最大化しているとはいえないのです。
何もしないリーダーシップこそ最高のリーダーシップなのです。
何もしないリーダーとは?
理想のリーダーとは、理想の国、理想の家族、理想の集団を作ることです。
国民、家族、仲間の幸せを最大化出来ることです。
自分が優秀だから理想の集団であってはいけないし、部下だけが優秀でもいけないのです。
リーダーが立派過ぎると、その下で働く部下は活躍出来ません。
部下が大いに活躍出来る。そういうリーダーでいること。 何もしないリーダーになることです。
ただ何もしないリーダーではもちろんいけません。
優秀な部下を持つ、何もしないリーダーです。
何もしないリーダーと優秀な部下は1セットなのです。
自分が、何もしないですむくらい優秀な部下を育てることが出来るリーダーが最良のリーダーなのです。
優秀な部下が最良のリーダーであれば、最高の連鎖が起こるのです。
老子の考える聖人(リーダー)とは?
- 自分は正しくても、人を傷つけない
- 切れ味鋭い性質でも、人を突き刺さない
- 自分はまっすぐでも、それを押し通さない
- 知恵があっても、それを人に誇らない
追伸
部下が活躍しても、リーダー自身は何もせず活躍しなくて幸せなのか?という疑問が残るかもしれませんが、そこは部下や家族が幸せなのがリーダーの幸せだというふうに解釈しました。
老子は、道(タオ)という概念を自分の中に持っている人をリーダー(聖人)と言っていると思うのです。
道(タオ)とは、全体を司る概念のことです。
老子では、人は大地の営みによって支配され、大地は天の営みによって支配され、天は宇宙の法則である道(タオ)に支配されていると考えられています。
そしてのこの流れは自然(自ずから然る)、自ずからなっていると考えたのです。
リーダーになるということは、自分自身が道(タオ)になるということです。
道(タオ)は、大いなる存在であると同時に全体でもあります。
全体は自分が活躍したいとは考えないのです。
【老子】理想のリーダー論|何もしない上司と優秀な部下のまとめ
今日は『【老子】理想のリーダー論|何もしない上司と優秀な部下』と題して、理想のリーダー論について考えました。
理想のリーダーとは?
良きリーダーとは、リーダー自身に功績があるとか、リーダー自身が立派なことではありません。
国として、家族として幸せを最大化できるリーダーが理想のリーダーであり、最高のリーダーです。
最良のリーダーとは?
リーダーが立派すぎるとその下で働く部下は輝けません。
国民が、部下が、家族がそれぞれの持ち味をいかして輝くことが出来る環境を作ることが最良のリーダーです。
何もしないリーダーとは?
ただ何もしないリーダーではもちろんいけません。
優秀な部下を持つ、何もしないリーダーです。
何もしないリーダーと優秀な部下は1セットなのです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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