輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち
![](https://tomoiki.site/wp-content/uploads/2024/05/ブログ5.29.jpg)
眠って起きる繰り返しは、輪廻転生に似ているかもしれません。
世界五分前仮説は、世界が5分前に始まったかもしれないという考えです。この仮説では、記憶が偽物かもしれないとされます。
私たちは記憶に縛られて生きていますが、毎日を新鮮な気持ちで迎えることができると、昨日の不都合なことを置いてけぼりにすることができます。
スティーブ・ジョブズが「今日が人生最後の日」と考えるように、「今日が人生最初の日」だとしたら、今日をどう過ごすでしょうか」?
今日は「輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち」と題して、記憶に縛られる私たちについて考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。
くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。
くろちゃんは、
世界一幸運です。
毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。
●輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち
○輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち
眠って起きて、起きて寝て、これを繰り返しているわけですが、
輪廻転生もまた似たようなものだと言えませんか。
眠っている間、あの世散歩をしているのかもしれないと考えると。
yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10298683065)
※質問は原文ママです。
みなさん、ごきげんよう。今日もよろしくお願いします。
大変面白い質問で、想像が膨らみました。
世界五分前仮説というのがあります。
世界五分前仮説とは、「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説です。
哲学における懐疑主義的な思考実験のひとつで、バートランド・ラッセルによって提唱されました。
この仮説を確実に否定する事(つまり世界は5分前に出来たのではない、ひいては過去というものが存在すると示す事)は不可能です。
5分以上前の記憶がある事は何の反証にもならないからです。なぜならニセの記憶をセットされた状態で、5分前に世界が始まったのかもしれないからです。
今日の質問とあわせて考えると、「毎日が輪廻転生?」あるかもしれないと思いました。
連続した毎日を生きているという記憶がセットされて、今朝目覚めたのだとしたら、実は「輪廻転生」をして今ここで生きているのかもしれないからです。
昨日、嫌なことがあったとしても、それは本当にあったのではなく、そういう記憶がセットされて今朝目覚めたのかもしれないということです。
○忘れる天才
ただ、この仮説を知ったからといって、特に救いになるわけではないと思います。
見識が浅いだけかもしれませんが、そうだったとしても、そうでなかったとしても、特に私たちの感じることに変化がないからです。
ただ、こうは言えます。
いかに、私たちが記憶に支配されているか?ということです。
本当は5分前にこの世界が始まっていたとしても、そんな「本当」のことよりも、ニセの記憶の方が私たちにとって重いからです。
元プロ野球選手で、メジャーリーガーだったムネリンこと、川崎宗則さんがイチローさんのことで語ったエピソードがあります。
「イチローさんは忘れる天才」という話です。
川崎宗則さんがイチローさんに手品バーへ連れて行ってもらった時の話です。
川崎さんは、初めてきたので、手品師の華麗な技に「ヤバい」「スゲー」と驚いていたそうです。イチローさんも一緒に「ウワッヤベェ」と一緒になって喜んでいたんですが、帰りのタクシーの中で、川崎さんがイチローさんに「最近ハマってんすか?行ってんすか?」と聞いたら「28年前から行ってる」と言ったそうです。
川崎さんは、イチローさんと別れて、ひとりタクシーの中で考えたそうです。
「この人は忘れる天才かもしない」と。
野球に置き換えてみると、毎日新鮮なフレッシュな状態で野球に取り組んでいるのかもしれないと思ったそうです。
人間は、同じことを続けていると「慣れ」が起きます。
飽きてしまいます。
そして、どんどん扱いが雑になってきたり、目新しいことを始めたくなります。
雑になると新しい発見も気づきもなくなっていきます。
毎日を、新鮮な気持ちで向き合うことができると、同じことを丁寧にコツコツと積み上げられるし、昨日と今日の変化にも気づけます。
この新鮮な感覚を蝕んでいくのが記憶と言っても言い過ぎではありません。
記憶は、すごく大事なものである一方で、新鮮さを奪い、嫌なものを抱えさせる足かせになることがあります。
もちろん、イチローさんも忘れているわけではないはずですが、あたかも初めてのように毎日を迎え入れることができるのかもしれません。
そして、毎日を新鮮に迎えることで、もしかすると、昨日の嫌なことを引きずるにしても、それは昨日のことだと分離して考えることができるのかもしれません。
◯記憶に縛られる私たち
世界五分前仮説の是非は別として、私たちを縛っているのは記憶だということを見抜く手がかりとなると思います。
スティーブ・ジョブズは「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にするだろうか? を問い、「違う」という答えが何日も続くようだったら何かを変えなければいけない」と言いました。
ある意味、同じことだと思います。
「もし今日が人生最初の日だとしたら、どのような気持ちで過ごすだろうか?」。
不安もあるかもしれませんが、何が起こるだろうとわくわくして、今日のスタートを切ることだと思います。
それは良い意味での緊張感、新鮮さがあると思います。
自分が、日々をどんな気持ちで、どんなあり方で過ごすかは、自分の思い方次第です。
そのための手がかりとして、「今日が人生最初の日」という考え方はあっていいと思います。
では、ごきげんよう。さようなら。
電子書籍を出版しています。
Unlimited会員なら0円で購入できます。
ぜひ、お読みください。m(_ _)m
●輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たちのまとめ
今日は「輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち」と題して、記憶に縛られる私たちについて考えました。
○輪廻転生と世界五分前仮説|記憶に縛られる私たち
連続した毎日を生きているという記憶がセットされて、今朝目覚めたのだとしたら、実は「輪廻転生」をして今ここで生きているのかもしれないからです。
昨日、嫌なことがあったとしても、それは本当にあったのではなく、そういう記憶がセットされて今朝目覚めたのかもしれないということです。
○忘れる天才
毎日を、新鮮な気持ちで向き合うことができると、同じことを丁寧にコツコツと積み上げられるし、昨日と今日の変化にも気づけます。
この新鮮な感覚を蝕んでいくのが記憶と言っても言い過ぎではありません。
記憶は、すごく大事なものである一方で、新鮮さを奪い、嫌なものを抱えさせる足かせになることがあります。
○記憶に縛られる私たち
自分が、日々をどんな気持ちで、どんなあり方で過ごすかは、自分の思い方次第です。
そのための手がかりとして、「今日が人生最初の日」という考え方はあっていいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。
ともいき個人セッションでは、あなたのお話を聞くことで、あなたが見えていないもうひとつの現実をともに探します。目から鱗が落ちる体験になります。
「迷わない」「信じる」ことを超本気でやってます。
ともいき信聞塾はオンラインで開催中!!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません