倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性

2024年5月17日

高度な倫理も実践しなければ、単なる理屈にすぎません。

理解することと実践することは別で、実践とは努力を続けることです。

たとえ小さくても一歩でも前に進むことが重要です。

今日は「倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性」と題して、倫理実践の本質について考えます。

 

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●倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性

○倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性

 

どんな高度な倫理も、それを実践できなければ、その人にとっては単なる能書きということになるのではないですか。言う方も聴く方も。

yahoo知恵袋（https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12298079142）

※質問は原文ママです。

 

みなさん、ごきげんよう。今日もよろしくお願いします。

 

そう思います。

頭で理解していることと、それを実践することは、まったく別の話です。

もう30年以上前のドラマですが、こんなセリフがありました。

「近頃の人間は地図を見ただけで、その土地へ行ったと錯覚する傾向にあります。

しかし、地図を見ただけでは、その街に、どんな人が、どんな思いで暮らしているかはわかりません」。

その傾向はますます進んでいるように感じています。

ただ、実践とは何か？ということもあると思います。

その高度な倫理を、教え通り1mmも違えずに実践できた時しか、実践と呼べないのか？

そんなことはないような気がします。

教え通りに実践することが叶わないまでも、そうあろうと努力し、研鑽を積むことも、実践と呼んでいいだろうと思います。

というのは、「教え」とは形だからです。

高度な倫理というものが、教えたいのは形ではないと思います。

その形を実践するうちに、内面に芽生える境地を教えようとしていると思うのです。

松下幸之助さんの言葉に、「君が「徳が大事である。何とかして徳を高めたい」ということを考えれば、もうそのことが徳の道に入っていると言えます。」というのがあります。

高度な倫理を実践したいと考え、実践を始めたところから、すでに実践は始まっていると言っていいと思うのです。

○自分に正直であることの重要性

 

自分に素直で正直であることが、実践では大事なことだと思います。

高度な倫理を実践したいと考えただけでも、たいしたものなわけです。

そうありたいと思っただけでも立派なことです。

ただ、そこからは、一歩でも前に進むよう努めたかどうか？が問われると思います。

今できる全力を傾けているかどうかです。

それを、誰が一番知っているかと言えば、自分以外にないわけです。

たとえ、他人から、「すごいね」「立派だね」と褒められたとしても、それが実践していることの証明にはなりません。

実践の証明は自分の中にしかありません。

秤は自分の中にしかないのです。

他人は騙せても、自分を騙すことはできません。

真摯に向き合っているかは、自分が一番知っています。

仮に、実践がうまくいっていなくても、やり切っていれば、迷いはありません。

明日も、また全力で向き合う以外にありません。

そうでなければ、不完全燃焼で自分の中がくすぶっているはずです。

自分に素直に正直であることも、大切な実践項目だと思います。

 

では、ごきげんよう。さようなら。

 

 

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●倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性のまとめ

今日は「倫理実践の本質｜自分に正直であることの重要性」と題して、倫理実践の本質について考えました。

 

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