『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せない
『何者かになりたい』と『何者にもならない』は、同じひとつの状態を表した言葉です。
言葉は、本質を表すことができないのです。
今日は『『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せない』と題して、『何者かになる』とは？について考えます。
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『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せない
『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せない
『何者かになりたい』というのはどういう意味でしょうか。
また、『何者かになりたい』ということを考えてしまうのはどのような理由でしょうか？
自分は自分であり、他の誰でもないですし、社会的地位や立場などはありますが、『何者か』でなければ存在が消されるというわけでもありません。
加えて、自分が死んでも社会に影響はありませんし、実際に有名人が死んでも悲しむ人が一般人よりも多いというだけで、結局はいつかは忘れ去られてしまいます。
もし、『何者か』になれたとしても新しい承認欲求が自分を押し潰してしまうだけなのではとも考えています。
私自身、家庭環境の悪い中で育ってきましたし、学校でも序列で言えば一番下だったと言っても過言ではないですが、自分は自分以外の何者でもないと思って生きてきて、何者かになりたいとは思ったことは1度もなかったので、このような質問をしました。
yahoo知恵袋（https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12279445782）
みなさん、ごきげんよう。
今日もよろしくお願いします。
人は存在するだけですでに『自分という者』です。
ですから、そういう意味では質問者さまが言うように何者にもならなくていいのです。
ですが、現実の世界の中で夢や目標を達成するために、それを『何者』かに設定して、努力することは夢や目標を達成するために必要なことです。
ただし、そうしないといけないとか、そうならないと負け組ということではありません。
それは、また別の話なのです。
そういう考えを持っている人がいるなら、それもまた自分が創った設定なのです。
その設定で自分を苦しめている人がいたなら『何者にもならなくていい』と気づくことで自分を救うことができるかもしれません。
『何者にもならなくていい』という言葉は、そのためにあるわけではありませんが、その役割を果たすかもしれません。
言葉は本質の全てを表せない
『何者にもならなくていい』という言葉は何のためにあるのでしょう？
この言葉だけではなく、すべての言葉がそうなのですが、言葉は本質のすべてを表せるわけではありません。
『何者かになりたい』と『何者にもならない』というのは、実は同じ状態を別の言葉で表しています。
何者かになりたいは『特別な存在になりたい』ということですが、人は皆誰もが唯一無二の存在で特別な存在です。つまり、『何者にもならない』ことが何者かになることなのです。
ですが、『何者かになりたい』と発したときに『何者にもならない』という言葉が反対の概念として表れるのです。
言葉は本質のすべてを表せないとは、そういう意味です。
なので、人によって必要な言葉は違うし、絶対的に正しい言葉というのは存在しません。
先ほどの例ならば、自分が創った『何者かになりたい』『何者かにならないと負け組である』という設定に苦しんでいる人には、『何者にもならなくていい』という言葉が救いになることがあるし、夢や目標があってエネルギーも充分な人に同じ言葉をかければ、それは冷水をぶっかけるようなことになるでしょう。
正しい言葉はないのです。
その人にとって必要な言葉があるだけなのです。
では、ごきげんよう。さようなら。
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ぜひ、お読みください。m(_ _)m
『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せないのまとめ
今日は『『何者かになる』とは？｜言葉は本質の全てを表せない』と題して、『何者かになる』とは？について考えました。
『何者かになる』とは？
人は存在するだけですでに『自分という者』です。
ですから、そういう意味では質問者さまが言うように何者にもならなくていいのです。
ですが、現実の世界の中で夢や目標を達成するために、それを『何者』かに設定して、努力することは夢や目標を達成するために必要なことです。
言葉は本質の全てを表せない
何者かになりたいは『特別な存在になりたい』ということですが、人は皆誰もが唯一無二の存在で特別な存在です。つまり、『何者にもならない』ことが何者かになることなのです。
ですが、『何者かになりたい』と発したときに『何者にもならない』という言葉が反対の概念として表れるのです。
言葉は本質のすべてを表せないとは、そういう意味です。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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