若い人の育て方|『私』がいるだけで、現場がピリッとする
『最近の若い人』は扱いが難しいと言われて久しいですが、もちろん若い人には若い人の課題がありますが、同じように指導する立場の我々にも課題があります。
アドラー心理学には『課題の分離』という考え方があります。
相手の課題に踏み込まないという意味ですが、それだけではないと思います。
『私』は私で自分の課題に向き合わないといけないということでもあると思うのです。
今日は『若い人の育て方|『私』がいるだけで、現場がピリッとする』と題して、若い人の育て方について考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
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くろちゃんも、
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くろちゃんは、
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奇跡を感じている
くろちゃんです。
若い人の育て方|『私』がいるだけで、現場がピリッとする
新入社員に困っています
職場の悩み相談お願いします。
接客業です。
うちの部署に新入社員が配属されて半年ほど経つのですが、仕事の全てが中途半端で困ってます。
現在、チーフ(部署長)が仕事を教えてるのですが、新入社員が基本的なベースが出来てないのに、新しいことを教えてる為、中途半端な仕事になってます。
例えば商品を出す時も、a~bの地点を出さないといけないのに、aしか出さないとか、発注なども自分で商品を発注する→発注した商品を管理しないとか、パートさんに指示出しをしないといけないのに、指示を入れないとか、結構な感じの中途半端です。
それでいてプライドが高く、現状の中途半端レベルで「自分は仕事が出来てる」と勘違いをしてて、パートさんに対しても高圧的な態度を取るところが見受けられます。
先輩社員の一人に、あまり仕事が出来ない人が居るのですが、その人に対してもやはり上から目線の高圧的な態度が見受けられます。
(先輩社員の方が10個以上歳上です)
今の若い人はこういうスタンスが当たり前なんですかね?
yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10268101565)
みなさん、ごきげんよう。
今日もよろしくお願いします。
さて、今日の質問にあるような現場は多いと思います。
もちろん、この新入社員の人にも問題はあります。
では、この新入社員は誰を見てそのように振る舞っているのか?
それについてはどうでしょうか?
それは、間違いなく先輩社員や周りにいる年上の人たちを見てです。
真似をしているということもあるでしょうし、それだけではありません。
『その態度を許している』。許しているというのは、何も言わないということも含まれています。
こちらは、心では許していないとしても、それを伝えなければ、相手にとっては、それは許されているのと同じです。
ですから、その新入社員が困ったことになっているのは、周りにいるすべての人、関係者すべての責任でもあるのです。
アドラー心理学に『課題の分離』というのがあります。
その新入社員には新入社員の課題がありますが、周囲にいる『私』たちにも課題があるのです。
どういう課題か?というと、その新入社員に、それでいいと思わせているという課題です。
『私』がいるだけで、現場がピリッとする
最近では若い人にキツイ口調で注意をするとパワハラだ、なんだと言われるので、難しいことは承知しています。
なので、普段から若い人と、どんな人間関係を築いているか?が問われます。
問題が起こったときに急にキツイことを言うと、受け入れてもらえません。
『この人は普段からよく見ている人だな』、『逐一注意をする人だな』、『この人の前では手を抜けない』。
そんな風に思われていれば、こちらからキツイことを言わなくても相手が勝手に自ら気をつけます。
相手がそうなっていないということが『私』の課題なのです。
たとえば、ダラダラ仕事をしている社員が、社長が来るとシャッキと仕事をしだすなんていうのは、その典型です。
『私』がいても、そうならないということは、『言われない』『見ていない』と思われているからです。
それが『私』の課題なのです。
人は尊敬する人、憧れている人の前ではがんばるものです。
いいところを見せようとするもの。
これは今も昔も同じだと思います。
そうならないということは、尊敬されていないし、憧れの先輩にもなれていないということです。
『私』が仕事が出来るだけでは、良い上司、良い先輩とはいえないのです。
『私』がいるだけで、現場がピリッとする。
みんなが能力を発揮する。
そういう上司、先輩になるのが『私』の課題です。
それには普段の姿が大事なのです。
『私』の課題
大切なことは、相手には相手の課題があり、『私』には私の課題があるということです。
課題を切り分けて、相手には自分の課題に向き合ってもらい、『私』は私で自分の課題に向き合わなければいけません。
相手にだけ問題があるということは100%ありません。
この世界は1セットだという話をしますが、『話す人』がいるということは『聞いている人』がいるということですし、『見ている人』がいるということは『見られている人』がいます。
なので、問題を起こす人がいるということは、その問題を見過ごしている人がいるということなのです。
その場で起こした問題を見ていなかったことまで『私』の課題か?と思うかもしれませんが、普段からそういう問題が起こることを予見出来るような出来事はなかったか?ということです。
もし、今回出来ていなかったのなら、これから出来るように自分の見方を変えます。
これまで見えなかったことが見えるようになれば、ひとつ課題クリアです。
過去出来なかったことを責めるのではなくて、これからに活かすのです。
それが『私』の課題というわけです。
では、ごきげんよう。さようなら。
若い人の育て方|『私』がいるだけで、現場がピリッとするのまとめ
今日は『若い人の育て方|『私』がいるだけで、現場がピリッとする』と題して、若い人の育て方について考えました。
新入社員に困っています
この新入社員は誰を見てそのように振る舞っているのか?
それについてはどうでしょうか?
それは、間違いなく先輩社員や周りにいる年上の人たちを見てです。
真似をしているということもあるでしょうし、それだけではありません。
『その態度を許している』。許しているというのは、何も言わないということも含まれています。
『私』がいるだけで、現場がピリッとする
『私』が仕事が出来るだけでは、良い上司、良い先輩とはいえないのです。
『私』がいるだけで、現場がピリッとする。
みんなが能力を発揮する。
そういう上司、先輩になるのが『私』の課題です。
『私』の課題
大切なことは、相手には相手の課題があり、『私』には私の課題があるということです。
課題を切り分けて、相手には自分の課題に向き合ってもらい、『私』は私で自分の課題に向き合わなければいけません。
相手にだけ問題があるということは100%ありません。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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