『違うことをわかってくれている』それが一番わかってくれているということ
どうせわからないのにわかろうとしないことです。
ただ違うんだということ。そしてそれを理解しようとしても出来ないこと。
わからないことを自覚することが一番わかってあげることだと思うのです。
今日『『違うことをわかってくれている』それが一番わかってくれているということ』とか題してる、相手を理解することについて考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。
くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。
くろちゃんは、
世界一幸運です。
毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。
『違うことをわかってくれている』それが一番わかってくれているということ
人はそれぞれ見ている景色が違う
人はそれぞれ見ている景色が違うという話をします。
私達は同じ世界に生きています。
当然、同じものを見て生きていると思っています。しかしそれをどう見ているかは人それぞれまったく違います。
たとえば時間や空間、そういったものが違うということもありますし、もちろん解釈も違います。
抽象的な表現ですが物事を浅く捉えたり深く捉えたり、どの深さで物事を捉えるかも違います。
浅い深いと言うと、浅いことが悪くて深いことは良いというふうな印象を受けるかも分かりませんが、それもまた景色が違うひとつの表れだと思います。
たとえば『今日』といっても、今朝のことかもしれませんし、たった今のことかもしれません。
『ここ』といっても足元のことかもしれませんし、この街のことかもしれません。
何を大切にしているかでも景色が違います。
人間は自分が見ているものしか見えていません。
他人が見ているものは自分には見えません。
当たり前のことですが、その当たり前のことがわかっていません。
自分が見ているものと同じものを他人も見ているという誤解をしています。
そんなことわかっていると思うかもしれませんが、わかっていません。
今秋のドラマで一番大好きなドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』は視覚障害者の女子と健常者のヤンキーが恋愛するドラマですが、見えていると思っている人間は見えていない人のことを理解しているつもりになりがちですが、見えていないことを知っているということと、それがどういうことなのかはまったく違います。
健常者同士でも実は同じです。
相手の心とか見ている景色は『私』には見えていません。
見えていない者が、見えていると思っていることほど厄介なことはありません。
見たくても見えないというのが実情です。
見えていないのに見えているふうに装うくらいなら『自分には見えていない』ということを深く自覚するほうがよほど相手のためになる。
そんな気がします。
悩みは人それぞれ
ありがちな姉妹の会話です。
『いいよね。お姉ちゃんはいつもおばあちゃんに可愛がられてさ。お小遣いもいつも私よりいっぱいもらってて』
『ちょっと待ってよ。でもそれは学年で決まってるんだから結果一緒でしょう』
『服だっていつもお姉ちゃんのお下がりだった』
『だったら言わせてもらうけど。いっつもお姉ちゃんでしょう。お姉ちゃんなんだからって言われ続ける長女のプレッシャーわかる?』
『だから私の消しゴムシャープでプスプスしたの?』
『それはあんたが私の三角定規のメモリをマジックで消したからでしょう』
同じ家、同じ家族で育った姉妹でも当たり前ですが、それをどう感じ、どんな景色をみて生きてきたかがまったく違います。
おなじ兄弟なのにお兄ちゃんがそんなことに辛い思いをしていたなんて全然気づかなかったなんていう場面、ドラマや小説ではありがちです。
これが赤の他人なら尚更です。
会社というのは、仕事をするために人が集まった集団ですが、その先にあるのはひとりひとりの幸せです。
売上をあげる利益をあげる。それを達成すれば関わる社員の給料が増えて社員が幸せになる。
そう考えている人が多いかもしれません。
そういう人にとっては会社の売上をあげ、利益をあげることが正義であり、そういう自分の正義を通じてこの世界を見ています。
みんな同じ景色を見ているし、同じことで悩んでいると思いこんでしまいます。
困った顔をしていると、きっと『売れなくて悩んでいる』とか、『効率が悪くて利益があがってないのかな?』とか、自分だったら困ったときはそういうことで悩んでいるから、きっと困った顔をしているあなたもそうなんだと思い込みます。
しかし、『そんなことで悩んでいるの?』と思うようなことで悩んでいるかもしれないのです。
ただいま劇場公開中の『劇場版きのう何食べた?』の主人公のひとりシロさんこと筧史郎は、弁護士ですが、仕事にやりがいというものを求めていません。
お金は大切にしていますが、『死ぬほど働かされて、実際の時給はコンビニのバイト並なんていやじゃん。それよかそこそこの収入で人間らしい暮らしの方がいいわけよ。オレは』といいます。
そんな人が困った顔していたら、晩ご飯のおかずのことで悩んでいるのかもしれないのです。
違うことをわかっている
今日一番伝えたいことは、『ひとりひとり考えていることや価値を感じることが違う』ということではありません。
それはみんなわかっていることだと思います。
そして、だから相手が大切にしていることを理解しましょうということでもありません。
理解しなくていいから、いえ理解できないのだから、違うんだということだけわかっていればいいんです。
極端な言い方をすれば1ミリも同じことはありません。
趣味が一緒とか、好きな映画が一緒とか、同じこともあるんじゃないと思うかもしれませんが、好きな映画が同じでも好きな場面が違うとか、同じ場面を好きでも、なんで好きかが違うとか。とにかく違う。
それはさみしいことではなくて、素晴らしいことです。
それと同じで今この瞬間も私とあなたは違います。
同じ会社で働いていても、家族でも恋人でも友人でも違います。
そして合わせる必要もないし、合わせてもらう必要もない。
行動のことではありません。
今日一緒に食べるランチのお店は合わせないといけないですよ。(笑)
自分の好きなものや大切なこと。
相手が好きなものや大切なこと。
どちらも素敵ではないですか。
違って当たり前なんだということです。
それがわかっていればいいのです。
違うことをわかってくれている。
それが一番わかってくれているということ。
ちゃんと私のことを見てくれているということだと思うのです。
『違うことをわかってくれている』それが一番わかってくれているということのまとめ
今日『『違うことをわかってくれている』それが一番わかってくれているということ』とか題してる、相手を理解することについて考えました。
人はそれぞれ見ている景色が違う
たとえば『今日』といっても、今朝のことかもしれませんし、たった今のことかもしれません。
『ここ』といっても足元のことかもしれませんし、この街のことかもしれません。
何を大切にしているかでも景色が違います。
人間は自分が見ているものしか見えていません。
他人が見ているものは自分には見えません。
悩みは人それぞれ
みんな同じ景色を見ているし、同じことで悩んでいると思いこんでしまいます。
自分だったら困ったときはそういうことで悩んでいるから、きっと困った顔をしているあなたもそうなんだと思い込みます。
しかし、『そんなことで悩んでいるの?』と思うようなことで悩んでいるかもしれないのです。
違うことをわかっている
相手が大切にしていることを理解しましょうということでもありません。
理解しなくていいから、いえ理解できないのだから、違うんだということだけわかっていればいいんです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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