得意を活かす|得意不得意を見極めるリーダーになる
昨日の記事を踏まえて、人間には得意不得意があります。
不得意を改善しようとするのではなく、得意を活かすことで結果として不得意が改善されるという話しです。
部下や後輩を指導するときにどういう考え方で指導したらいいか参考になれば幸いです。
今日は『得意を活かす|得意不得意を見極めるリーダーになる』と題して、得意を活かすについて考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
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得意を活かす|得意不得意を見極めるリーダーになる
得意不得意を見極めるリーダーになる
昨日の記事の得意不得意に関する続きの話しをします。
他人の得意不得意を見極めようという話しです。
『私』たちは、他人の不得意にばかり目が行きます。
そして不得意の部分を改善しようとしてしまいます。
そうすると、部下や後輩が成長すると思っているんです。
確かにそれもその通りなのですが、プロセスが問題ですし、本人が気持ちよく成長できるか?というところが問題です。
誰でもそうだと思いますが不得意なところに注目されるのは嫌なものだと思います。
昨日の話しを思い出して欲しいのですが、不得意というよりも大切にしていることが違うだけなのです。
本人にとっては不得意というよりも大切なことが他にあったり、優先順位が低いだけなのです。
それが理解できると不得意な部分を改善しようとは思わなくなります。
他に大切なことがあるのに、こっちを大切にしろと言われても自分だって困るでしょう。
まずは『私』の見方を変えないといけないと思います。
不得意だけを見るのではなく、得意も見るということです。
部分だけを見るのではなく全体を見るということです。
その上でどう指導をすれば本人が気持ちよく成長できるか?
不得意を改善しようとするよりも得意を活かせる方法はないか?
そういう考え方をした方がお互いが幸せです。
得意を活かす
漁師さんといえば、天候や海の様子をいち早く察知するというイメージがあります。
大工さんなら木の声を聞くとか、鮨職人さんは握っただけで米粒の数を言い当てるとか。
人間は専門分野では超能力か!!と思うほどの特殊能力を発揮する人がいます。
しかし、こういう人に限って家に帰ると奥さんの気持ちがわからないみたいなことがあります。
しかし、物を言わない木の声がわかる人が、話しをする奥さんの気持ちがわからないなんておかしいと思いませんか?(笑)
木や米粒と違って、奥さんも人間ですから言っていることと思っていることが違うとか、要するにノイズ(雑音)を出しているということもあります。
しかし、物言わぬ木の声が聞けるのですから、ノイズのむこうにある奥さんの本音くらい聞けそうなものです。
それが出来ないのは、自分の思い込みがあるからです。
区別と言ってもいいです。
人間の気持ちは複雑で難しいという思い込みであり、木や米粒は素直で人間とは違うという区別です。
人間には思い込みで区別してしまうという心理作用があります。
得意不得意でもそうですが、不得意に区分した途端に出来ることも出来なくなってしまうということがあります。
ですから、不得意を改善させようとするのは効果が低いのです。
それよりも得意なことを活かした方がいいのです。
要するに同じ結果を得られればいいわけですから、得意をどう活かせば同じ結果が得られるかを考えた方が効果がありますし、本人も気持ちよく受け入れられるはずです。
経験を余すところなく
随分前になりますが、お中元の時期に宅急便の荷物の仕分けのアルバイトをしたことがあります。
そのときに、若い子で仕事がとても遅い子がいました。
どうやったら速くなるかと色々とアドバイスもしていたのですが、なかなか効果がありません。
その子の仕事ぶりを観察していると、どうやら今のことを今考えているなと思いました。
少しだけ先のことを考えたらいいのになと思いました。
その子は大学で野球をやっていたと聞いていたので、こうアドバイスしました。
『野球で守ってるときって、次のプレイのことを考えながら守ってるよね?それと同じやで。あそこに打球が飛んだらこう動くとか、何パターンか頭で考えてるやろ?今のことを今考えてないやん。仕事も同じやねんで』
そう言ったら劇的にスピードが上がりました。
その子の中で野球と仕事を区別していたのだと思います。
仕事と野球は見た目には全然違うことをしていますが、結局は考え方とか生き方が仕事ぶりやプレイに表れます。
これまでやってきたことの集大成が今ですから、どんなことをしていても今に活かせないことはありません。
得意を活かすというのは、今までの経験を余すところなく活かすことです。
何ごとも無駄にならないということです。
得意を活かすというのは、『得意なことを仕事にする』ということをイメージするかもしれませんが、それとは別で今している仕事でも得意なことに置き換えてみると見え方が変わったり今まで気づかなかったコツに気づけるということです。
今までやってきたことはすべて活かせるということなのです。
得意を活かす|得意不得意を見極めるリーダーになるのまとめ
今日は『得意を活かす|得意不得意を見極めるリーダーになる』と題して、得意を活かすについて考えました。
得意不得意を見極めるリーダーになる
まずは『私』の見方を変えないといけないと思います。
不得意だけを見るのではなく、得意も見るということです。
部分だけを見るのではなく全体を見るということです。
その上でどう指導をすれば本人が気持ちよく成長できるか?
不得意を改善しようとするよりも得意を活かせる方法はないか?
得意を活かす
人間には思い込みで区別してしまうという心理作用があります。
得意不得意でもそうですが、不得意に区分した途端に出来ることも出来なくなってしまうということがあります。
ですから、不得意を改善させようとするのは効果が低いのです。
それよりも得意なことを活かした方がいいのです。
経験を余すところなく
これまでやってきたことの集大成が今ですから、どんなことをしていても今に活かせないことはありません。
得意を活かすというのは、今までの経験を余すところなく活かすことです。
何ごとも無駄にならないということです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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