心と言葉で1セット|言葉を通して心を感じる
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à pois rouges(アポアルージュ)はフランス語で赤い水玉という意味ですが、実はこれだけでは単語として成り立ちません。
àの前に白地という意味のblanc(ブラン)があって、blanc à pois rouges(ブランアポアルージュ)となります。
赤い水玉は白地が背景にあるから表現されます。
心と言葉の関係に似ているなと思います。
心を感じるのが聞く目的なのに言葉を人質にとっては相手の心を理解することは出来ません。
今日は『心と言葉で1セット|言葉を通して心を感じる』と題して、心と言葉の関係について考えます。
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心と言葉で1セット|言葉を通して心を感じる
ある親子の話
ある親子の話です。
子どもが勉強している最中に急にジッと固まったように動かなくなることがあるそうです。
動き出してからしばらくして、そのときのことを聞いてみたそうです。
そうすると子どもは『言葉では説明できない』と言ったそうです。
子どもと言っても中学生くらいの男の子です。
お母さんは、言葉では説明出来ないと言っている子の状態を想像して、『こういうことですかね?』とか『こういうことかな?』みたいに色々と想像を話してくれたのですが、どれもピンときません。
そこでお母さんに言いました。
自分の想像の範囲でおさめないほうがいいですと。
自分が想像出来る範囲というのは、あくまでも自分の経験したことの範囲でしかないからです。
子どもは自分が経験したことのない全く違う経験をしているのかもしれないのに、自分の経験が当てはまると思っていると100年経っても子どもの気持ちはわかりません。
それが何かはわからなくても気持ちだけでもわかりたいなら、自分の経験にあてはめて答えを見つけようとしてはダメなのす。
自分の経験に当てはめない
この親子の話を例にするとすごく難しいことになってしまいますが、『話を聞く』のと同じ原理です。
話を聞くというのは、相手の体験や経験をわかるということです。
相手が経験したことをわかろうとするのに、自分の経験に当てはめてわかろうとしてもそれは全く見当違いなものになってしまうでしょう。
だから、人の話を聞くときは、自分の体験や経験を脇において、真っ白な気持ちで聞かないといけないのです。
聞くスキルとして『質問』を使うと思いますが、表面的なスキルとしての質問は同じでも聞く人の心のあり方で相手は話せたり、話せなかったりします。
たとえば『どういうことか教えてください?』と質問をするとします。
言葉はあまり重要ではありません。
問題はどんな気持ちでこの質問をしてるかが重要です。
だめな気持ちというのは、『私にわかるように説明して』という気持ちで質問することです。
もちろん、こんなことを思いながら質問する人はいないと思いますが、自分では気づかないくらい深い心の中でそういう気持ちがある場合があります。
そうすると相手は、聞き手のわかる言葉で説明しないといけないと無意識に思ってしまいます。
相手が理解出来る言葉が見当たらないときは話せななくなります。
この子どもが言葉では説明出来ないと言ったのは、恐らくお母さんのわかる言葉では説明出来ないと言ったのではないかと思います。
もちろん、無自覚にです。
あと、誤解されると感じても話せないですよね。
間違って解釈されても困るからです。
では、どんな心持ちで質問をすればいいかというと、『私はわからなくていいから、あなたの言葉で話してみて』という気持ちです。
会話において話し手、聞き手双方に大きな誤解があるのは、会話は相手にわかってもらうばかりが目的ではないということです。
言葉を通して、言葉にならない思いを感じる
社会での営みとしての会話は、ほとんどが自分の言いたいことを相手にわかってもらうのが目的です。
しかし、実のところ、自分自身が言いたいことをしっかりと理解しながら話している人はほとんどいないと思います。
ほとんどの場合、なんとなく話していることが多く、話してみて、自分の言いたかったことに気づくということも多くないですか?
会話というのは、目に見えない心を言葉という道具を使って表現する行為です。
自分は自分の心のことをわかっているようで、実に不確かなものです。
話してみて、自分の言いたいことに気づくというのはそのためです。
まして、相手の心は雲をつかむような話です。
言葉はあくまでも心を表現するための道具で、心そのものではありません。
しかし、なぜ、その言葉を選んだかという気持ちは言葉から感じることが出来ます。
ですから言葉は重要です。
昨日のブログでも書きましたが、この言葉をこの音で話すということは?、あるいは、この音でこの言葉が意味するものは?という聞き方をすることで、より深い本音が聞こえてくるのです。
会話においてコミュニケーションエラーが起こるのは、言葉がすべてだと思ってしまい、言葉でジャッジしてしまうからです。
言葉で表現出来るのは心全体の数%に過ぎません。
大事なことは、説明出来なかったことと、説明出来たことを合わせたときにわかるものです。
聞き手がしないといけないのは、言葉を通して、言葉にならない思いを感じることです。
そのためには話し手に気を使わせることなく自分の言葉で話してもらうことが大事なのです。
追伸
先日放送された『シェフは名探偵』の8話で、à pois rouges(アポアルージュ)という名前のパン屋さんの話が出てきます。
à pois rouges(アポアルージュ)はフランス語で赤い水玉という意味ですが、実はこれだけでは単語として成り立ちません。
àの前に白地という意味のblanc(ブラン)があって、blanc à pois rouges(ブランアポアルージュ)となります。
赤の水玉には白地はなくてはならないものなのです。
白地と水玉はセットで意味を持ちます。
心と言葉の関係に似ていますね。
心と言葉で1セット|言葉を通して心を感じるのまとめ
今日は『心と言葉で1セット|言葉を通して心を感じる』と題して、心と言葉の関係について考えました。
自分の経験に当てはめない
話を聞くというのは、相手の体験や経験をわかるということです。
相手が経験したことをわかろうとするのに、自分の経験に当てはめてわかろうとしてもそれは全く見当違いなものになってしまうでしょう。
だから、人の話を聞くときは、自分の体験や経験を脇において、真っ白な気持ちで聞かないといけないのです。
言葉を通して、言葉にならない思いを感じる
会話においてコミュニケーションエラーが起こるのは、言葉がすべてだと思ってしまい、言葉でジャッジしてしまうからです。
言葉で表現出来るのは心全体の数%に過ぎません。
大事なことは、説明出来なかったことと、説明出来たことを合わせたときにわかるものです。
聞き手がしないといけないのは、言葉を通して、言葉にならない思いを感じることです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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