心から褒めるためには|自分と相手の世界が違うことを知る

昨夜の輪読会in和気で読んだ箇所について、気づいたことです。
『心からほめる』ことの重要性は、相手をの重要感を満たすことだけではありません。
褒めることで、自分の重要感も満たされるのです。
今日は『心から褒めるためには|自分と相手の世界が違うことを知る』と題して、心から褒めることで磨かれる心のあり方について考えます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。
くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。
くろちゃんは、
世界一幸運です。
毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。
心から褒めるためには|自分と相手の世界が違うことを知る
『人を動かす』人に好かれる六原則6『心からほめる』
昨日は輪読会in和気でした。
課題図書はデール・カーネギーの『人を動かす』、今回は『心からほめる』の部分でした。
本書では”心からほめる”ことの重要性と、それから得られるメリットがたくさんのエピソードで提案されています。
輪読会をしての感想は、褒めることが良いことであることはわかるけれど、心から褒めることはなかなか難しい。
また、褒めることが苦手な人は、褒められることも苦手なようです。
こんな感想もありました。
相手を褒めることは自分を下げることに感じるから褒められない。
なぜ、褒めることがそんなに難しいのか?
輪読会で気づいたことを書いていきます。
それぞれが自分の世界で生きている
『人を動かす』の中に大きなヒントがありました。
『相手の心を確実に掴む方法は、相手が相手なりの世界で重要な人物であることを卒直に認め・・。』というとこころです。
相手は相手なりの世界で生きていて、自分も自分なりの世界で生きています。
それぞれが自分の世界で生きています。
心の世界ではそうですが、現実に見えているのは同じ世界を生きている相手と自分です。
同じ世界で生きていると感じているから、ついつい比べてしまいます。
少し難しい概念ですが、今、自分が見ている世界は自分だけの世界です。
自分が意味と価値をつけた自分だけの世界です。
相手も同じで相手なりの意味と価値をつけた世界を生きています。
自分と相手では意味も価値も違うのです。
自分も相手も同じスポーツをしていたとしたら競争になりますが、相手は100m走で自分がマラソンだったら比べることは出来ません。
世界が違うとはそういうことです。
同じ世界を生きているように感じるのは錯覚です。
全然違う競技をしているようなものなのです。
そして、それぞれの世界ではみんなとても頑張ってしるし褒め要素がたくさんあります。
競技が違うのですから相手を褒めても自分の順位にはなんら影響ありません。
そう思って相手をみてください。
相手なりに頑張っていることが抵抗なく見えてくると思います。
小さな自信は大きな自信に変わる
自分に自信がないので、人のことを褒められない。そんな感想もありました。
『自信がないから褒められない』を解消するための特効薬は人を褒めることです。
人を褒められないのは確かに自分に自信がないことが大きく影響していると思います。
そこで、勇気を出して他人を褒めると、勇気を出した自分を少しだけ褒めることが出来るし認めることが出来ます。
最初は小さい自信ですが、それをやっていくうちに勇気なんかなくても褒めることが出来るようになってきます。
そうなったとき、小さい自信は大きな自信に変わっています。
相手の世界で話しを聞く
『褒める』というのはやり方、テクニックです。
褒めるということはもちろん良いことですが、それが出来るということはもっと大事な本質的なことが出来ているということなのです。
それは『相手の世界で話しを聞く』ということです。
褒めるというテクニックは、『相手の世界で話しを聞く』ということが出来た結果としてついてくるものなのです。
先程も書いたように自分は自分の世界があり、相手には相手の世界があります。
それぞれが自分がつけた意味と価値の世界で頑張っていて、そのことを他人に褒めてもらいたい認めてもらいたいと思っています。
しかし、自分は同じ世界だと思っているので、ついつい比べてしまって『いえいえ、私の方が頑張っている』と思ってしまっているのです。
そのときに、一旦自分の世界から離れることが出来て、相手の世界にひょいと心だけを移すことが出来ると、自分の意味と価値に囚われずに相手が頑張っていること、相手が相手なりの世界で重要なことが見えてきます。
そうすると抵抗なく褒めることが出来るのです。
やり方を通してあり方を整えていく
やり方(褒める)が先か?あり方(相手の世界で話しを聞く)が先か?というとこれは両方同時進行です。
やり方が出来るということはあり方も出来ていますし、あり方が出来ているとやり方もうまくいきます。
だから、どちらからやってもいいのです。
ただ、心は目に見えませんが行動は目に見えます。
自分が出来ているかどうかがわかりやすいのは行動ですし、自分が意識出来るのも行動です。
ですからやり方を通してあり方を整えていくのです。
追伸
何度もこのブログでは書いていますが、『やり方を通してあり方を磨く』です。
仕事でも遊びでもご飯の食べ方でも目に見えるものはやり方ですが、それを通してその人のあり方、生き方が伺えます。
そしてあり方、生き方を磨こうと思うとやり方を通してしか磨くことは出来ないのです。
やり方よりあり方が大事だと言われますが、やり方をおろそかににしてあり方が磨かれることはありません。
日本の伝統芸能は、しきたりを大事にします。
日本人は挨拶や礼儀を重んじます。
なぜなら、そこからでしか心のあり方を磨けないからなのです。
(実はこの追伸、昨日とまったく同じです。書きたいことが同じでした。『やり方を通してあり方を磨く』ということがすべてに共通して大切だということです。)
心から褒めるためには|自分と相手の世界が違うことを知るのまとめ
今日は『心から褒めるためには|自分と相手の世界が違うことを知る』と題して、心から褒めることで磨かれる心のあり方について考えました。
それぞれが自分の世界で生きている
相手が相手なりの世界で重要な人物であることを卒直に認める。
相手の世界で話しを聞く
褒めるというテクニックは、『相手の世界で話しを聞く』ということが出来た結果としてついてくる。
小さな自信は大きな自信に変わる
『自信がないから褒められない』を解消するための特効薬は人を褒めること。
やり方を通してあり方を整えていく
心は目に見えませんが行動は目に見えます。
自分が出来ているかどうかがわかりやすいのは行動ですし、自分が意識出来るのも行動です。
ですからやり方を通してあり方を整えていくのです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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