悩まない生き方｜物事に１００点満点はありません

2021年2月14日

いつも100点満点を取らないといけないという生き方は窮屈な生き方です。

穴だらけでいいとは言いませんが、完璧を目指しても穴があるものです。

大事なことは完璧を目指して臨むことです。

その上で人間は完璧ではないということも受け入れないといけません。

100点満点の50点が最高得点なのです。

今日は『悩まない生き方｜物事に１００点満点はありません』と題して、悩まない生き方について考えます。

 

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悩まない生き方｜物事に１００点満点はありません

なぜ悩むのでしょう？

なぜ悩むのでしょう？

もしかして100点満点中100点を目指しているのではないでしょうか？

相手の望んだ通りの結果を出して、100点を取って褒められたい。

なのにうまくいかなくて怒られてばかり・・。

100点を取るためにトライ&エラーを繰り返して、毎回100点を狙っているのに、なんでなんだろう？

自分の何が悪いのか？

悩みのプロセス。

特に向上心をもって取り組んでいる人はこのパターンです。

しかし、人生は100点満点で採点してはいけないのです。

人生は泣き笑い

100 点を目指すことは良いことです。

というよりも目指してもいないのに100点が取れるわけはありませんから目指さないといけないものです。

しかし、矛盾しているようですが、目指しても100点は取れなくて当たり前です。

なぜなら、物事には必ず相手というものがあるからです。

そして、人間はみんな違います。

価値観も違えば心の中も見えません。

自分が相手のためにとベストを尽くしていても相手にそれが伝わらないこともありますし、もし伝わっていたとしても伝わっていることをこちらが感じ取れないこともあります。

お互いの心が見えない以上、100点満点はないのです。

ですから、良い時もあれば悪い時もあって当然です。

良い時と悪い時が半々で50点として、50点満点だと思うのです。

100点満点なのですが、最高得点が50点なのです。

人生は泣き笑いだということです。

笑いだけ、泣きだけということはなくて、泣き笑いの人生で最高だということです。

人生に100点満点はない

この50点満点の考え方は他のことでも同じです。

自分自身についてもそうです。

なぜ自分を好きだと公言できない人が多いのでしょうか？

それは自分が100点ではないからでしょう。

100点でない自分を好きだなんておこがましいわけです。

しかし、100点の人なんて絶対にいません。

他人からみたら非の打ち所がない人でも、自分からみた自分は穴だらけです。

好きな自分と嫌いな自分がいて当たり前です。

好きな自分と嫌いな自分が半々で50点。

50点満点でいいのです。

ときには好きな方が勝って70点だとおおいに結構だし、ときには30点のときもあるでしょう。

100点でありたいと思っていて50点取れれば最高なんです。

100点の自分を目指している。

100点の人間関係を目指している。

100点の人生を目指している。

100点を狙うことはすごくいいことですが、100点がないのも人生です。

スポーツでもそうですが、10点取られても11点取れば勝てるのです。

いつも相手をゼロに抑えないと行けないという考えは、逆に手数を少なくしてしまいます。

状況によっては、ここで一点やっても次で抑えればいいという場面もあるのです。

追伸

誤解をして欲しくないのは、100点は取れないからと、100点を目指さない生き方をしてはいけないということです。

100点を目指している人は、取れた点よりも取れなかった点に意識がいってしまうので、悩んだり落ち込んだり窮屈な生き方をしてしまいます。

ですから、10点取られても11点取ればいいという考え方を聞いて気持ちに余裕を持って欲しいのです。

しかし、ハナから100点を目指していない人が50点満点でいいなんて思っていたら万年30点くらいしか取れない人になってしまいます。

嫌いな自分を好きな自分で包み込むのも自分に厳しい人だからこその話で、自分に甘い人がそれをすると自分を甘やかし過ぎてしまいます。

自分に厳しい人は少しおおらかに、自分に甘い人は自分に厳しく生きないといけないのです。