失敗を始まりにする｜失敗を活かすために｜ミス・ジコチョー

2020年9月9日

2019年NHKで放送されたドラマ、松雪泰子主演『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』は、失敗学なる独自理論を展開する天才工学者の天ノ教授が事故調査委員会（通称:事故調）に招かれ失敗学を武器に事故の真相を解明するドラマです。

このドラマを観ると”失敗”という言葉の捉え方、ニュアンス、解釈が変わります。

今日は『失敗を始まりにする｜失敗を活かすために｜ミス・ジコチョー』と題して、失敗の重要性、失敗からの学び方について考えます。

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ミス・ジコチョー〜天才天ノ教授の調査ファイル〜あらすじ

天ノ真奈子(あまの・まなこ)は、とある一流大学の工学部教授で、「失敗学」を立ち上げ研究中。失敗の責任を追及するのではなく、直接の原因と、背景的・社会的な原因とを究明して知識化し、再発防止に役立てる学問だ。日々起こるさまざまな事故は常に何かの失敗であり、事故調査は真奈子の最高のフィールドワーク。その活動は工学の枠を超え、企業の不正や医療事故など、好奇心の赴くまま広がっていく。性格はマイペース、わがまま勝手。「成長・進歩には必ず失敗がついてまわるもの」という信念で失敗を愛し、失敗話に目を輝かせるため、相手をイラつかせることも。しかし脳内に古今東西の失敗データベースを内蔵したその天才ぶりで、今日も真奈子は事故の真実へとたどり着く！

引用：https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/jikocho/html_jikocho_midokoro.html

失敗を始まりにする

『私失敗しちゃった』

主人公天ノ教授の決めゼリフです。

天ノ教授は嬉しそうにこのセリフを言います。

天ノ教授がこのセリフを言うと事故の真相が解明されはじめます。

自分の調査の失敗に気づいたとき、新しい扉が開くのです。

失敗を認めたとき別の視点が生まれます。

失敗したときに失敗だけを切り取って評価をしてはいけないのです。

失敗は次の失敗を防ぐための重要なファクターです。

どんな成功も失敗の上に成り立っています。

失敗が始まりなのです。

失敗を活かすために

失敗を隠そうとする人がいます。

失敗していることを軽くとらえ、失敗に気づかずにやり過ごす人。

失敗が多いということは、失敗とちゃんと向き合っている証拠です。

失敗を次に活かすために、失敗から目を背けずに、失敗を包む隠さずに他人と共有する。

そうすることで同じ失敗を繰り返さず、正しい知識と経験を次につなげていく。

それが次の成功につながります。

それがドラマの中で天ノ教授が提唱する失敗学です。

失敗を恐れてはいけません。

失敗から学ぶ勇気が大切なのです。

失敗してよかった

『#ミス・ジコチョー～天才・天ノ教授の調査ファイル』#NHK #ドラマ10

「あなたの失敗は、価値のある失敗だった」

ミスをした部下へ自信満々に笑顔でこんなことを云える上司が、世の中にどれほどいるだろうか。

少なくとも僕は、自分自身に云い聞かすことはあっても、他人から云われたことはない。

— ジャングルの王者･プーさん (@KoJ_Pooh) November 4, 2019

失敗を隠そうとする人がいるとしたら、それはその人の見本になるべき人が失敗を隠そうとする人だからです。

上司や親、先生..etc.

人は見たことしかしません。

もし部下や子が失敗をしたのにちゃんと向き合おうとしていないとしたら、それは上司、親である自分がそうなんだと自分の失敗に気づかないといけません。

『失敗してよかったね』『あなたの失敗は価値ある失敗』

失敗したから次の成功がある。

自分がそんな生き方をしていたら子や部下はおのずとそうなっていきます。

周りもそうなっていきます。

このドラマを観て失敗という言葉の価値が変わりました。

ミス・ジコチョー〜天才天ノ教授の調査ファイル〜の見逃し配信

ミス・ジコチョー〜天才天ノ教授の調査ファイル〜はU-NEXTからNHKオンデマンドを契約すると視聴することが出来ます。

失敗を始まりにする｜失敗を活かすために｜ミス・ジコチョーのまとめ

今日は『失敗を始まりにする｜失敗を活かすために｜ミス・ジコチョー』と題して、失敗の重要性、失敗からの学び方について考えました。