草薙龍瞬『反応しない練習』ブッダの教えがわかる本ー悩みは心の反応だった
お釈迦様が生きておられた2500年前から人間の悩みの本質は同じです。
悩みの本質が理解できれば悩みが100%ゼロになることはないにしても
自覚を持って悩みと向き合うことができます。
今日は草薙龍瞬著『反応しない練習』の解説動画を紹介して人間の悩みの本質について書いていきます。
世界一、幸せなみなさんへ
今日も読んでいただき
感謝しています。
そして、
幸せでいてくれて
ありがとうございます。
くろちゃんも、
いつも幸せを感じています。
くろちゃんは、
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毎日、
奇跡を感じている
くろちゃんです。
『反応しない練習』著者 草薙 龍瞬のプロフィール
僧侶/興道の里(こうどうのさと)代表。 <略歴>奈良出身。中学中退後、十六歳で家出、上京。大検(高認)をへて東大法学部卒業。インドで得度出家後、ミャンマー、タイに修行留学。ビルマ国立仏教大学専修課程修了。 <活動> ●仏教を宗教としてではなく「現実の問題解決に役立つ合理的な方法」として紹介。宗派・伝統に属さない〝独立派〟の出家僧。 ●NHK学園、東武、東急他で講座を持つほか、全国で仏教講座&坐禅会を開催。企業研修・講演も。 ●伝統・カタチを超え、死者と生者とをつなぐための無宗派の葬儀・法事・法話会(故人をしのびつつ法話を聞いて仏教に触れる新しい形式の法事)。 ●鈍行・野宿による日本全国行脚を毎年夏に開催。 ●インドマハーラシュトラ州に活動の拠点を持つ。仏教復興NGO、幼稚園・小学校・中学校を運営。日本企業の現地アドバイザーも。 <近著>『反応しない練習』KADOKAWA、『大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』海竜社、『これも修行のうち。』KADOKAWA他。 <目標>①仏教のこれまでのカタチを全部とり払った、時代・人生にストレートに役立つ〝ブッダの考え方〟(ブディズム)を紹介したい――内容#幸せへの合理的な方法としてのブディズム#大乗&テーラワーダ&日本宗派の垣根を超えて「幸福に役立つ普遍的な方法」を抽出し、わかりやすく表現#流浪の半生記(旅物語)#高僧たちの生きざま解説#仏教にもとづく啓発書・人生論・教育論・家族論・ビジネススキル・メンタルヘルス・禅・マインドフルネス解説#仏教漫画(PHP月刊『暮らしラク~る♪に』連載) ――将来には、人々が集える寺のような、里のような、学校のような場所「興道の里」を創りたい。精進してまいります。
引用:https://www.blogger.com/profile/02891387997503331281
『反応しない練習』解説動画|10秒でストレスを消す思考法
『反応しない練習』ー悩みは心の反応
悩みはジャッジ(判断)する心から起こっています。
人間は白黒をつけたがるもの。
何が正義で何が悪か?
誰がミスをしたのか?
自分が悪いのか?悪くないのか?
人間には白黒をつけたがる性分があって、
その白黒が自分の期待と違ったときに心が反応してしまい
それが悩みになります。
同じだと何も起こらず違うと悩みになります。
もしも・・。
白黒どちらでもよくてジャッジしなくていいとしたら人は悩むことはありません。
人に判断を求められたときに
「どちらでもいいんだけどな」と思うことがあります。
そういうときは心が広く緩やかな感じではないですか?
逆に白黒がはっきりとしている場合、
自分側が正解だということをことさら主張したくなります。
その時点で相当なストレスになります。
ですから、
「どちらでもいいんだけどな」と思ったときの心の状態を
自ら創ることが出来たらそもそも悩みが起こらないと考えることが出来ます。
それには『反応しない練習』を普段から実践する必要があります。
草薙龍瞬著『反応しない練習』は2500年前ブッダが説いた悩み解決法を現代風にアレンジした本です。
『反応しない練習』ー出来事や現象に反応しない
心が何に反応しているかといえばそれは外的な要因です。
自分の外側にあるもの。
人、モノ、出来事に対してです。
悩みは自分と他を比較することが原因です。
つまりジャッジ(判断)です。
自分と他人との優劣やモノが良いだの悪いだの。
出来事が上手くいったいかない。
しかし、それ自体に悩みがあるわけではありません。
同じ現象が目の前に起こっても、
すべての人が同じ反応をするわけではありません。
原因は人、モノ、出来事という自分の外側にあるものにあるのではなく、
それに対する自分の内側にある心の反応なのです。
出来事や現象といった自分の外側にあるものに反応しないことです。
『反応しない練習』ー本当にそれはジャッジする必要があるのか?
ジャッジすることで「悩み」が生まれるのならジャッジしなければいいじゃないかと思います。
しかし、人間ですからジャッジを100%ゼロにすることは出来ません。
そんなことしたら自分と他人の区別さえつきません。
ジャッジすることは悩みを創ることでもありますが、
生きていく上で重要なことでもあるのです。
大事なことはその仕分けです。
こちらの過去記事でも書きましたが『迷い』が一番の時間の無駄使いです。
考えることと『迷い』は別です。
考えるべき時に考え、普段は迷わずに行動出来る人が仕事が速い人です。
仕分けが大事なのです。
無駄なジャッジも時間の無駄使いなのです。
動画の中でもあるように
世の中にはジャッジする必要のないことの方が実は多いのです。
ジャッジする必要がないことをジャッジするから悩みが生まれ時間を浪費しています。
ジャッジするかしないかは自分で決められます。
ジャッジするかしないかは自分のこだわり以外の何ものでもありません。
自分次第なのです。
自分がどうでもいいと思うことは
他人が重要視していることでもどうでもいいとスルーしてしまうものです。
すべてのことに白黒つける必要はありません。
そんなことをしていると本当は使わなくていい時間を浪費します。
ここでも自分の声を聞く力が重要になってきます。
本当にそれはジャッジする必要はあるのか?
『反応しない練習』ージャッジしている自分をジャッジしない
先の章でも書きましたが人間ですからジャッジを100%ゼロにすることは出来ません。
ですからジャッジすることとジャッジする必要がないことを見極めて
出来るだけジャッジしないことが「悩み」を創らない生き方です。
しかし、実践するとなると難しいものです。
落とし穴があります。
ジャッジをしてしまった自分にダメ出ししてしまうのです。
『ダメ出しジャッジ』です。
ジャッジした自分をジャッジしない。
これが一番大事なことで一番最初に出来ることでもあります。
自分にしたことを他人してしまい、他人にしたことを自分にしてしまう。
そうやって人間は整合性をとっています。
動画の中で『一貫性とコミットメント』という言葉が出てきます。
『一貫性とコミットメント』とは
一度心に決めたことや実行したことに矛盾のない行動を今後も行いやすいという人間の性質です。
ジャッジしてはいけないと決めるとその決めたことに縛られてしまうのです。
『反応しない練習』ブッダの教えがわかる本ー悩みは心の反応だったのまとめ
今日は『『反応しない練習』ブッダの教えがわかる本ー悩みは心の反応だった』と題して、
草薙龍瞬著『反応しない練習』から悩みの本質であるジャッジしてしまう心の反応について書きました。
くろちゃん的結論としてはジャッジしてしまった自分をジャッジしないということです。
ジャッジしてしまったら、
ジャッジしてしまった自分を認めて次は気をつけようと次に進むこと。
だからといっていい加減に物事を決めて
出来なかったからとなし崩し的にやるということではなくて、
あくまでも真剣にやった結果出来なかったことについては
いつまでもジャッジをして引きづらないということです。
ジャッジとは
すごく狭い世界(自我)での区別です。
もっと広い世界(真我)で物事を捉えたとき、
どちらが正解とはいえないという寛容な心を持つことなのです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
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